API

時刻情報正規化API

2016/03/31

時刻情報正規化APIの概要

時刻情報正規化APIはリクエストで送られた日本語文字列と日時情報から、日付や時刻を表す表現を抜き出しその値を正規化して返却します。
例えば、「今日の9時」という文字列が"2016-04-01T08:16:32"の時刻情報と同時に送られた場合、「今日」の部分を「2016-04-01」、「9時」を「2016-04-01T09」と正規化します。

このAPIを用いることによって、「明後日の午後2時半にメールを送って」といった入力から具体的な日時を抽出できるため、音声入力による操作を行うアプリケーションを作成することが可能となります。

リクエスト先URL

https://labs.goo.ne.jp/api/chrono

リクエストパラメータ

application/x-www-form-urlencoded、application/json形式でのPOSTを受け付けます。
※GETは受け付けませんのでご注意ください。

パラメータ名 説明
app_id
(必須項目)
アプリケーションID
request_id リクエストID
省略時は"labs.goo.ne.jp[タブ文字]リクエスト受付時刻[タブ文字]連番"となります。
sentence
(必須項目)
解析対象テキスト
doc_time 日時情報
"%Y-%m-%dT%H:%M:%S"のフォーマットで基準となる日時を指定する。
省略時には現在時刻が用いられます。

レスポンスパラメータ

JSONフォーマットのテキスト形式となります。
Content-typeは"application/json"となります。

パラメータ名 説明
request_id リクエストと同じ値となります。
doc_time リクエストと同じ値となります。リクエストで省略された場合は現在時刻となります。
datetime_list 日時表現リスト
正規化された日時情報を持つ配列。
各要素は、日時表現とYYYY-mm-ddTHH:MM:SSのフォーマットに正規化された時刻情報の配列となります。

・抽出された日時情報までを出力し、それよりも後部は省略されます。例えば、日付のみしか取得されない場合の時刻情報は"2016-04-01"となります。
・「今日の2時」といった午前・午後のどちらにも取れる表現については、日中時間帯と解釈し"2016-04-01T14"といった出力となるようにチューニングを行っております。
・「2月の30日」や「深夜26時」といった表現は翌月や翌日に繰り上がるようにしております。

エラーレスポンス

エラーレスポンスについてはこちらに詳細がございますので、適宜ご参照下さい。

入出力サンプル

入力例(application/json形式)

{"app_id":"[発行されたapp_id]", "request_id":"record007", "sentence":"今日の10時半に出かけます。", "doc_time":"2016-04-01T09:00:00"}

出力例

{"datetime_list":[["今日","2019-07-23"],["10時半","2019-07-23T10:30"]],"doc_time":"2019-07-23T13:58:00","request_id":"record007"}

APIを利用するための手順についてはこちらで説明していますので、ぜひご活用ください。
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日本語解析API一覧

■形態素解析API
日本語文字列を、形態素と呼ばれる意味を持つ最小限の単語単位に分割します
■固有表現抽出API
日本語文字列から、人名や地名、日付表現などの固有表現を抽出します
■ひらがな化API
日本語文字列を、ひらがな もしくは カタカナ による記載に変換します
■キーワード抽出API
人名や地名、組織など文書を特徴づけるキーワードを抽出します
■時刻情報正規化API
時刻情報となる部分を抽出しそれらを正規化した値を生成します
■テキストペア類似度API
2つのテキストを比較し、その意味的な類似度を返却します。
■スロット値抽出API
スロット値抽出APIを利用すると、氏名、生年月日などの基本的な情報を簡単に抽出できます。