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TechCrunch Disrupt SF Hackathon 2014に参加してきました

2014/10/01

TechCrunch Disrupt

岩田です。

9月はじめに社内のカンファレンス派遣制度を利用して、サンフランシスコで行われたTechCrunch Disruptに参加してきました。

TechCrunch Disruptは多くのスタートアップが集うイベントで、スタートアップ企業のCクラス達が、業界のリーダーや投資家達の前でサービスを競い合う"Startup Battlefield"や、AirbnbやUberといった注目企業のCEO達がトークをする"Fireside Chat"等が目玉となります。年に3回程度行われています。

そして、そのカンファレンスの前夜祭的に開催されるハッカソンが毎回大きな注目を集めます。
今回参加の目的は、そのハッカソンに参加し、シリコンバレーに集まったスタートアップコミュニティと交流することでした。

TechCrunch Disruptとは

TechCrunch Disrupt
イベントについて簡単にご紹介します。
TechCrunch DisruptはTechCrunchが開催するイベントの中で最も大規模なイベントです。

もうすぐ日本でもTechCrunchのイベントがありますが、TechCrunch Tokyoは「International City Conference」に分類され、今回参加したTechCrunch Disruptとは異なる扱いです。

  • Disrupt ・・・ ニューヨーク, サンフランシスコ等で年に2,3回開催される最も巨大なイベント 参加者:3700人, ハッカソン参加者:800人(2013実績)
  • International City Conference ・・・ 世界各国のTechCrunchパートナーが主催するローカライズされたイベント

このTechCrunch Disruptでは、毎回開催前々日から大規模なハッカソンが開催されます。
(※前々日から始めないと24時間開発+発表のスケジュールが組めないですよね)

公式HP

当日の詳細な模様に興味がある方は、下記で確認してみてください。

  • Disrupt SF 2014 イベント全体のHP
  • Disrupt SF Hackathon 2014 ハッカソンのHP

会場

あのサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地AT&Tパークから徒歩5分くらいのところにあるPier48という埠頭です。
TechCrunch Disrupt
巨大な倉庫のようでした。

ハッキングスペース

中に入ると大量の机が用意されてます。自由に席について"ハック"することができます。(椅子取りゲーム)
TechCrunch Disrupt

イベントホール

最初、会場の奥の方は立ち入れなかったのですが、翌日の発表時に解放され、
重低音のビートが刻まれながら、緑色で点滅するライトが会場中を駆け巡る、
さながらコンサート会場のようなイベントホールになっていました。

席の数は数えてませんが、参加者数的に考えて1000人くらいは着席できる場所だったと思います。
TechCrunch Disrupt

イベントスケジュール

ハッカソンはあくまでもメインイベントの前夜祭的な扱いです。
カンファレンスとは基本的に分離されており、ハッカソンだけで帰る方も多くいました。

日程上は2日間、24時間通して開発を行い、凌ぎを削ります。

  • ハッカソン : 2014/9/6(Sat)-2014/9/7(Sun)
  • カンファレンス : 2014/9/8(Mon)-2014/9/10(Wed)

ハッカソンの細かいスケジュールはこんな感じです。

  • 9/6 12:30〜 受付開始
  • 13:30〜 開発開始
  • 14:00〜18:00 APIワークショップ(任意参加)
  • 19:00〜 ディナー
  • 24:00〜 ビール&ピザ
  • 31:00〜 朝食
  • 33:30 開発終了
  • 35:00〜 プレゼンテーション
  • 39:30頃 表彰

9/6のハッカソン当日、お昼に会場へ集まると、いきなりランチ(サンドイッチ、フルーツ)が支給されました。
TechCrunch Disrupt
ランチを食べつつ、APIを提供するスポンサーのブースを訪ね歩きました。様々なスポンサー企業が解説付きでAPIを提供してくれます!
TechCrunch Disrupt
グッズ目的の方も、
TechCrunch Disrupt
APIの質問をしに行く方も、
TechCrunch Disrupt
ビジネスの話をしに行く方もいました。

そんなこんなで作業を開始し、発表まで含めると翌日の夕方まで続く長丁場でした。

ぶっ通しで起きてるのはさすがにつらかったです。

提供される飲食物

TechCrunch Disrupt

24時間に及ぶこともあって、飲食物を支給してくれます。
とても豪華で大量です。

TechCrunch Disrupt

ビュッフェ形式のため、欲張り過ぎて悲惨なことに…

TechCrunch Disrupt

夜中にはピザやビールも支給されます。

TechCrunch Disrupt

もちろんレッドブルも。必需品ですね。

やったこと

(渡航前)Tシャツをつくりました

気合を入れるために我らがgooのロゴ入りTシャツを(自前で)つくりました。

TechCrunch Disrupt

TechCrunch Disrupt

つくったもの

チームで話し合っていたコンセプトは、『シンプルだけど使いやすくて価値を感じられるもの』。
操作性と、ユーザがとるべきアクションの少なさにこだわりました。

全体(24時間)の中の時間配分はこんな感じ。

  • アイディア固め:2時間
  • ハック:8時間
  • テスト:2時間
  • 発表資料作成:3時間
  • 交流・発表練習・etc.:残り

開発はJSとrailsで行いました。
すごくシンプルなサービスだけに、発表も割とシンプルでしたが、
英語で笑いをとるのは予想以上に難しかったです。

雑感

TechCrunch Disrupt

ハード系のハックが多い

所謂ソフトウェアを作るエンジニアだけではなく、
モノを持ち込んでいるメーカー系エンジニアが予想以上に多かった印象を受けました。
実際、優勝チームはステージ上で大胆にシャワーを披露した「Shower With Friends」です。

Shower With Friends

このようなハード系パフォーマンスは、ステージ上の演出もかなり聴衆に受けていました。

プレゼン資料より動くもの

参加前から気付いたことですが、ハッカソンのルールにはこう書かれています。

This isn’t a Powerpoint-athon! Build and demonstrate a working project, don’t just show us screenshots and slides.

本当そのとおり。デモは重要でした。

僕らのチームの発表はスライド7:デモ3くらいになってしまったので、もしまたチャンスがあれば"実演"の割合はもっと引き上げたいと思います。

個人的には、"ハッカソン"にプレゼン資料は必要ないように感じた24時間でした。(資料がなくても十分に話せる自信さえあれば!)

会場がとても寒い(気をつけて!

日本人の感覚だからかも知れませんが会場が寒いです。
大げさではなく、体感10℃くらい。日本が30℃もある季節にこの体験はなかなか厳しいものがありました。

あまりにも寒く、この寒さをみなさんにもお伝えしたかったのですが、あいにく手持ちのAndroidに温度センサーが無く、記念に磁場を測ってみました。

TechCrunch Disrupt
※局所的な値だから何も参考になりませんね
※本当に特に意味はありません

職種が多様

いわゆるIT系のエンジニアに限らず、以下のような方々も多かったです。

「メーカー系のエンジニア(ハードの加工とか)」

夜中になると溶接中のような音が聞こえてきました…

「マーケター」

最初に僕らに訪ねてきた方はマーケターを名乗っており、『ビジネスのアドバイスならできるよ』みたいなことを言っていました。

「デザイナー」

すべてにおいて重要です!!超重要です!!!アプリのデザインや、カラーを定める上できっと戦力になります。

以上のように多様性に溢れていました。

開発現場はコーディングできる人だけ、みたいなことでは全くなかったです。

みんなフレンドリー

TechCrunch Disrupt

深夜になってはじめて、ギークな皆さんのノリが若干つかめてきました。(もちろん多くの人は寝ていたり帰っていたりするのですが…)

TechCrunch Disrupt

卓球

TechCrunch Disrupt

モデルガン…

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ラジコン……

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ドローン………

いきなり肩を組んできたりモデルガンで打たれたりと勝手に絡まれますが、一緒に遊ぶとおもしろいです。
予想以上に米国以外の方が多く、お互いに慣れない英語で話すような場面が沢山ありました。

制限時間つきのバトルであっても、余裕は予想以上に大事だと実感させられました。

TechCrunch TVには気をつけよう

TechCrunch Disrupt

寝ている方を煽っていくスタイルです!気をつけましょう!

最後に

今回多くの方々のご協力もあって、長期間の出張を組むことができました。
同行者は自分以外昨年も参加した強者揃いということで、緊張しながらの"初参戦"でしたが、機会があればまたこの地に戻ってきたいと思います。
長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。